金型用鋼の熱処理

備考
(1) 油冷鋼のSKS、SUJ、SKTは焼入れ要注意。
空冷鋼のSKDは焼割れ無く、変形少で焼入れ容易です。
SKHは金型のため焼入温度が低いアンダーハードニング、
冷却は小物は空冷、大物は油冷。
(2) 金型は無酸化焼入れのため、小物はステンレス箔巻き、
大物は窒素中で加熱のこと。ただし900℃までの
焼入温度の型鋼はサーモコート塗布でよい。
(3)
焼入温度が1000℃以上のときは小物は800℃、
大物は600℃と800℃の予熱が必要。
目安時間は下記


(4) 焼もどしは通常2回行う。温度は用途に合わせ
冷間型は低温(150〜200℃)、
プラスチック型は中間(250〜400℃)、
熱間型は高温(550〜600℃)焼もどし。
(5) DC53、SLD8は残留オーステナイトと残留応力を
除去し放電化工トラブルを防止する高温焼もどしが
できる。またPD555は鏡面性のため300〜450℃、
溶接性のため600〜700℃で焼きもどしすることがある。

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